平成29年春期試験問題 午前問12

情報セキュリティ管理を行う上での情報の収集源の一つとしてJVNが挙げられる。JVNが主として提供する情報はどれか。

  • 工業製品などに関する技術上の評価や製品事故に関する事故情報及び品質情報
  • 国家や重要インフラに影響を及ぼすような情報セキュリティ事件・事故とその対応情報
  • ソフトウェアなどの脆弱性関連情報や対策情報
  • 日本国内で発生した情報セキュリティインシデントの相談窓口に関する情報
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分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ管理
解説
JVNは(Japan Vulnerability Notes)は、日本で使用されているソフトウェアなどの脆弱性関連情報とその対策情報を提供し、情報セキュリティ対策に資することを目的とする脆弱性対策情報ポータルサイトです。脆弱性関連情報の受付と安全な流通を目的とした「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」に基いて、2004年7月よりJPCERT コーディネーションセンターと独立行政法人情報処理推進機構 (IPA)が共同で運営しています。
掲載内容は、脆弱性が確認された製品とバージョン、脆弱性の詳細や分析結果、製品開発者によって提供された対策や関連情報へのリンクなどで、対策にはパッチだけではなく回避策(ワークアラウンド)が掲載される事もあります。(「JVNとは」https://jvn.jp/nav/jvn.htmlより引用)

したがって適切な説明は「ウ」です。
  • 製品評価技術基盤機構(NITE)が提供する情報です。
  • 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が提供する情報です。
  • 正しい。JVNが提供する情報です。
  • 相談窓口の情報はIPA「情報セキュリティ安心相談窓口」や総務省「国民のための情報セキュリティサイト」などで公開されています。

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