情報セキュリティマネジメント令和元年秋期 午前問34

午前問34

A社は,B社と著作物の権利に関する特段の取決めをせず,A社の要求仕様に基づいて,販売管理システムのプログラム作成をB社に委託した。この場合のプログラム著作権の原始的帰属に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • A社とB社が話し合って決定する。
  • A社とB社の共有となる。
  • A社に帰属する。
  • B社に帰属する。
  • [この問題の出題歴]
  • 基本情報技術者 H25秋期 問78
  • 基本情報技術者 H30春期 問79
  • 応用情報技術者 H22秋期 問78
  • 応用情報技術者 H24春期 問79

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

著作権は「著作物を創作した者」に与えられる権利ですので、委託開発では、原則として委託者(発注者)ではなく制作者(受注者)に帰属します。

委託者側としては、制作にあたって色々なアイディアを出しているため、自分たちにも著作権があるのではと思われるかも知れませんが、著作権法が保護しているのはアイディアではなく表現された著作物です。ソフトウェアやWebサイトなどを発注する際には、成果物の利用方法などを事前に検討した上で必ず契約書を作成し、その契約書の中で著作権の帰属について明記した規定を置くことが重要です。著作権譲渡契約や著作者人格権の不行使条項などがこれに該当します。

本問では、A社からB社にプログラム作成業務が委託されているので、著作権の原始的帰属先はプログラムを作成したB社となります。
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