情報セキュリティマネジメント令和元年秋期 午前問47

問47

PCが,Webサーバ,メールサーバ,他のPCなどと通信を始める際に,通信相手のIPアドレスを問い合わせる仕組みはどれか。
  • ARP(Address Resolution Protocol)
  • DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
  • DNS(Domain Name System)
  • NAT(Network Address Translation)

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式

正解

解説

DNS(Domain Name System)は、ドメイン名・ホスト名とIPアドレスを結びつけて変換する(名前解決する)仕組みです。TCP/IPを利用したネットワークでは、各機器を識別するため一意のIPアドレスが割り当てられていますが、このIPアドレスは数字の羅列で人間にとって覚えにくいため、IPアドレスと対応する別名であるドメイン名・ホスト名が付けられています。DNSは、IPアドレスと対応するドメイン名の関係を保持し、要求に応じて相互変換する機能をもちます。
47.gif/image-size:291×136
インターネット上でWebページを指定する場合は、数字の並びであるIPアドレス(xxx.xxx.xxx.xxx)ではなく、ドメイン名(https://xxx.xxx.co.jpなど)でアクセスします。この際、バックグラウンドでDNSによってホスト名とIPアドレスの変換が行われています。
  • ARPは、通信相手のIPアドレスから機器固有のMACアドレスを得る仕組みです。
  • DHCPは、ネットワークに接続するノードへのIPアドレスの割り当てをアドレスプールから自動的に行うプロトコルです。
  • 正しい。DNSは、通信相手のドメイン名・ホスト名とIPアドレスを結び付ける仕組みです。
  • NATは、企業や組織のネットワーク内で割り当てられているプライベートIPアドレスとインターネット上でのアドレスであるグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術です。
© 2015-2024 情報セキュリティマネジメント試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop