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情報セキュリティマネジメント令和6年 [科目A]問6
問6
- 暗号化通信に利用する共通鍵を,認証局の公開鍵を使って復号する。
- 暗号化通信に利用する共通鍵を生成し,認証局の公開鍵を使って暗号化する。
- サーバ証明書の正当性を,認証局の公開鍵を使って検証する。
- 利用者が入力して送付する秘匿データを,認証局の公開鍵を使って暗号化する。
- [出題歴]
- 情報セキュマネ H30秋期 問22
- 応用情報技術者 H26春期 問37
- 応用情報技術者 H29春期 問37
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ウ
解説
サーバ証明書は、TLS暗号化通信の開始に先立ち、サーバからクライアントに送られる公開鍵に対する電子式の証明書で、認証局(CA)と呼ばれる第三者機関によって発行されています。サーバ証明書には、認証を受けた公開鍵が含まれていて、その信頼性を担保するために認証局のデジタル署名が付されています。
サーバ証明書を提示された利用者は、暗号化通信の開始に際し「認証局の公開鍵」を使用してサーバ証明書に付された「認証局のデジタル署名」を検証します。デジタル署名の検証に成功したならば、同封されている公開鍵が正当であり、かつ、改ざんされていないことが保証されます。
したがって正しい動作は「ウ」です。
SSL/TLSでは公開鍵の検証後、その公開鍵を使って通信相手と共通鍵を共有します(RSA方式の鍵交換の場合)。そして、以降はその共通鍵を使用して暗号化通信を行います。
サーバ証明書を提示された利用者は、暗号化通信の開始に際し「認証局の公開鍵」を使用してサーバ証明書に付された「認証局のデジタル署名」を検証します。デジタル署名の検証に成功したならば、同封されている公開鍵が正当であり、かつ、改ざんされていないことが保証されます。
したがって正しい動作は「ウ」です。
SSL/TLSでは公開鍵の検証後、その公開鍵を使って通信相手と共通鍵を共有します(RSA方式の鍵交換の場合)。そして、以降はその共通鍵を使用して暗号化通信を行います。