予想問題vol.13 問38

問38

事業者の信用維持や需要者の混同を回避するために,更新の申請を繰り返すことで,実質的に永続的な権利保有が可能な工業所有権はどれか。
  • [出典]
  • ITパスポート H27春期 問21

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

工業所有権(産業財産権)には、以下の4種類があります。
  • 自然の法則や仕組みを利用した価値ある発明である 特許権(権利期間20年)
  • 物品の形状、構造または組み合わせに係る考案のうち発明以外のものに対して認められる 実用新案権(10年)
  • 製品の価値を高める形状やデザインに対する権利 意匠権(20年,平成19年3月31日以前に登録された場合は15年)
  • 商品の名称やロゴマークなどを保護する 商標権(10年)
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このうち特許権、実用新案権、意匠権は一定期間の独占使用の後、その後は誰もが自由に利用できるようになりますが、商標権だけは異なり、最初の存続期間の終了後も更新手続きを経ることによって権利を存続させることが出来ます。これは、商標法の目的が他の3つの権利とは異なり「商標の使用者と需要者の利益を保護すること」であるという性格を持っているからです。

さらに設問中の「事業者の信用維持や需要者の混同を回避するため」という記述から、商標権について説明した文であることがわかります。

したがって正解は「ウ」です。
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