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情報セキュリティマネジメント平成28年秋期 午前問20
問20
人間には読み取ることが可能でも,プログラムでは読み取ることが難しいという差異を利用して,ゆがめたり一部を隠したりした画像から文字を判読して入力させることによって,プログラムによる自動入力を排除するための技術はどれか。
- CAPTCHA
- QRコード
- 短縮URL
- トラックバックping
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H26春期 問36
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
CAPTCHA(キャプチャ)は、チャレンジレスポンス型テストの一種で、認証の際に異なる歪んだ文字や数字を表示し、書かれている文字を入力させる仕組みです。
人間は多少の歪んだ文字列であれば認識できますが、プログラム処理でこれを読み取ることは非常に困難です。これを利用して、自動プログラムで無差別に投稿するスパム行為や、サーバに負荷が掛かる短時間での連続リクエストの送信を抑制する目的で設置されます。
人間は多少の歪んだ文字列であれば認識できますが、プログラム処理でこれを読み取ることは非常に困難です。これを利用して、自動プログラムで無差別に投稿するスパム行為や、サーバに負荷が掛かる短時間での連続リクエストの送信を抑制する目的で設置されます。
- 正しい。
- QRコードは、携帯電話でのURLの読取りや、販売店や工場における在庫管理などにも利用される二次元コードの規格です。
- 短縮URLは、長くなりがちなURLを20文字程度に短縮する仕組みです。リダイレクトを利用することで本来のURLに接続できるようになっています。
- トラックバックpingは、ブログシステムに組み込まれている機能の1つで、他のブログページへのハイパーリンクを設置した際に、そのハイパーリンクを設置した事実やその設置ページの情報をリンク先ブログに通知する仕組みです。