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情報セキュリティマネジメント平成30年秋期 午前問21
問21
APTの説明はどれか。
- 攻撃者がDoS攻撃及びDDoS攻撃を繰り返し,長期間にわたり特定組織の業務を妨害すること
- 攻撃者が興味本位で場当たり的に,公開されている攻撃ツールや脆弱性検査ツールを悪用した攻撃を繰り返すこと
- 攻撃者が特定の目的をもち,標的となる組織の防御策に応じて複数の攻撃手法を組み合わせ,気付かれないよう執拗(よう)に攻撃を繰り返すこと
- 攻撃者が不特定多数への感染を目的として,複数の攻撃手法を組み合わせたマルウェアを継続的にばらまくこと
- [出題歴]
- 情報セキュマネ H28春期 問19
- 応用情報技術者 H26秋期 問35
- 情報セキュリティ H25春期 問1
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ウ
解説
APT攻撃(Advanced Persistent Threats)は、複数の攻撃方法を組み合わせて、特定の組織や個人に対して長期間にわたり持続的に行われるサイバー攻撃の総称です。
単なる標的型攻撃と異なる点は、準備や攻撃が長い期間を通じて持続的に行われる点です。最初にメールや外部メディア等で組織内部の従業員(組織の幹部を含む)の端末への不正侵入を試み、そこから組織の内部へ更に入り込んでいくなど目的達成のために数か月から数年にわたって攻撃が継続します。最終的には組織にとって非常に重要な情報(知財情報や個人情報)を盗み出すことなどを目的としています。
「APT」というのは海外での呼び名で、日本では持続的標的型攻撃と呼ばれています。
単なる標的型攻撃と異なる点は、準備や攻撃が長い期間を通じて持続的に行われる点です。最初にメールや外部メディア等で組織内部の従業員(組織の幹部を含む)の端末への不正侵入を試み、そこから組織の内部へ更に入り込んでいくなど目的達成のために数か月から数年にわたって攻撃が継続します。最終的には組織にとって非常に重要な情報(知財情報や個人情報)を盗み出すことなどを目的としています。
「APT」というのは海外での呼び名で、日本では持続的標的型攻撃と呼ばれています。
- 過負荷によるサービス停止を引き起こすタイプの攻撃ではありません。
- 場当たり的ではなく、特定の目的をもって攻撃を繰り返します。
- 正しい。APTは、標的にした個人や組織に対して様々な手法を用いて継続的に攻撃する攻撃です。
- 攻撃対象となるのは特定の組織や個人です。