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情報セキュリティマネジメント平成30年秋期 午前問26
問26
データベースで管理されるデータの暗号化に用いることができ,かつ,暗号化と復号とで同じ鍵を使用する暗号化方式はどれか。
- AES
- PKI
- RSA
- SHA-256
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H27春期 問39
- 応用情報技術者 H28秋期 問39
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
- 正しい。AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ合衆国の次世代暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式です。共通鍵暗号方式ですから、暗号化に用いることができ、かつ、暗号化と復号に同じ鍵を使用するという条件を満たします。
共通鍵暗号方式では暗号化と復号に同じ鍵を使用するので設問の条件を満たします。 - Public Key Infrastructureの略で公開鍵基盤のことです。暗号方式ではないため不適切です。
- RSAは、公開鍵暗号方式なので、暗号化と復号に異なる鍵を使用します。
- SHA-256は、入力値をもとに256ビットのハッシュ値を生成するアルゴリズムです。ハッシュ化は一方向性の変換であり、ハッシュ値から元のデータへの復号ができないため不適切です。