HOME»情報セキュリティマネジメント令和元年秋期»午前問43
情報セキュリティマネジメント令和元年秋期 午前問43
問43
プロジェクトライフサイクルの一般的な特性はどれか。
- 開発要員数は,プロジェクト開始時が最多であり,プロジェクトが進むにつれて減少し,完了に近づくと再度増加する。
- ステークホルダがコストを変えずにプロジェクトの成果物に対して及ぼすことができる影響の度合いは,プロジェクト完了直前が最も大きくなる。
- プロジェクトが完了に近づくほど,変更やエラーの修正がプロジェクトに影響する度合いは小さくなる。
- リスクは,プロジェクトが完了に近づくにつれて減少する。
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント
正解
エ
解説
- 一般的に、要員数は開発作業実施中(プロジェクト実行中)が最も多く、プロジェクト開始時と終結時はそれより少なくなります。
- ステークホルダがコストを変えずにプロジェクトの成果物に対して及ぼすことができる影響の度合いは、プロジェクト開始時が最も大きくなります。まだ成果物の作成に着手していないからです。一度プロジェクトが開始してしまうと成果物の変更に伴う計画修正及び追加コストの発生が見込まれるため、コストを変えずに影響を与えられる度合いはプロジェクトの進行とともに小さくなっていきます。
- プロジェクトが完了に近づくほど、修正や手戻りに要するコストは高くなります。
- 正しい。プロジェクトのリスク(不確実性)は、プロジェクト開始時が最も高く、終了に近づくにつれて減少していきます。