予想問題vol.7 問11
問11
クロスサイトスクリプティングの手口はどれか。
- Webアプリケーションに用意された入力フィールドに,悪意のあるJavaScriptコードを含んだデータを入力する。
- インターネットなどのネットワークを通じてサーバに不正にアクセスしたり,データの改ざん・破壊を行ったりする。
- 大量のデータをWebアプリケーションに送ることによって,用意されたバッファ領域をあふれさせる。
- パス名を推定することによって,本来は認証された後にしかアクセスが許可されていないページに直接ジャンプする。
- [出典]
- 応用情報技術者 H25秋期 問42
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
クロスサイトスクリプティング(XSS)は、動的にWebページを生成するアプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用し、サイト間を横断して悪意のあるスクリプトを混入させることでユーザーのクッキーを盗むなどの攻撃を行う行為です。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
- サイト攻撃者のブラウザ上で、攻撃者の用意したスクリプトの実行によりクッキー値を盗まれ、利用者が被害にあう。
- 同様にブラウザ上でスクリプトを実行され、サイト利用者の権限でWebアプリケーションの機能を利用される。
- Webサイト上に偽の入力フォームが表示され、フィッシングにより利用者が個人情報を盗まれる。
- 正しい。クロスサイトスクリプティングの手口です。
- クラッキングの手口です。
- バッファオーバーフロー攻撃の手口です。
- ディレクトリトラバーサル攻撃の手口です。