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予想問題vol.13 問33
問33
営業秘密を保護する法律はどれか。
- [出典]
- ITパスポート H24秋期 問1
分類
ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権
正解
エ
解説
「営業秘密」とは、秘密として管理されている生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であって、公然と知られていないものをいいます。
不正競争防止法は、事業者間の公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた法律で、営業秘密にかかわる次に挙げる項目を禁止しています。(主要項目だけを抜粋)
不正競争防止法は、事業者間の公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的として設けられた法律で、営業秘密にかかわる次に挙げる項目を禁止しています。(主要項目だけを抜粋)
- 正の手段により営業秘密を取得する行為
- 不正取得行為により取得した営業秘密を使用し、若しくは開示する行為
- 営業秘密が不正取得されたことを知って営業秘密を使用、若しくは開示する行為
- 営業秘密の保有者からその営業秘密が示されたあとで、不正の利益を得る目的で、又はその保有者に損害を加える目的で、その営業秘密を使用し、又は開示する行為
- 不正開示行為が介在した営業秘密を取得し、若しくは開示する行為
- 独占禁止法は、市場における私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止することで公正且つ自由な競争を促進することを目的とする法律です。
- 特定商取引法は、訪問販売、通信販売及び電話勧誘販売に係る取引、連鎖販売取引、特定継続的役務提供に係る取引並びに業務提供誘引販売取引を公正にし、及び購入者等が受けることのある損害の防止を図ることにより、購入者等の利益を保護することを目的とする法律です。インターネット販売は通信販売にあたるため、ネットショップではわかりやすい位置に「販売業者名」「住所」「電話番号」「支払い方法」などを表示する義務があります。
- 不正アクセス禁止法は、コンピュータネットワークに接続できる環境で、本人の承諾なしに他人のID・パスワードを使って認証が必要なページに接続する行為、および、本人に許可なく第三者へIDとパスワードを教えるなどの助長行為の禁止を定めた法律です。
- 正しい。