HOME»情報セキュリティマネジメント平成29年秋期»午前問47
情報セキュリティマネジメント平成29年秋期 午前問47
問47
IPv4において,インターネット接続用ルータのNAT機能の説明として,適切なものはどれか。
- インターネットへのアクセスをキャッシュしておくことによって,その後に同じIPアドレスのWebサイトへアクセスする場合,表示を高速化できる機能である。
- 通信中のIPパケットを検査して,インターネットからの攻撃や侵入を検知する機能である。
- 特定の端末宛てのIPパケットだけを通過させる機能である。
- プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する機能である。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H20秋期 問53
- 基本情報技術者 H22春期 問36
- ソフトウェア開発技術者 H18秋期 問58
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
エ
解説
NAT(Network Address Translation)とは、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する技術です。複数の端末が同時にインターネットに接続する場合には、それに対応する数のグローバルIPアドレスが必要になります。
- プロキシやWebブラウザなどが持つキャッシュ機能の説明です。
- IDS(侵入検知システム)やWAFがもつ機能です。
- ファイアウォールがもつパケットフィルタリングの機能です。
- 正しい。NATの機能です。